
むし歯や歯周病、審美歯科、噛み合わせ治療など、さまざまな治療があります。
そのため、複数の症状が同時に起こり、いくつもの治療が必要になる場合もあります。
普段の治療から歯の1本1本を診るのではなく、お口全体の状態を総合的に診ることで、審美治療
・歯周治療・矯正治療・インプラント治療・顎関節治療など様々な治療を組み合わせた包括治療を
考えていきます。
※矯正治療に関しては、信頼のおける矯正歯科専門医と連携を取り進めていきます。
例えば、お口を「家」だとしましょう。
家を建てる場合、ガタガタの土地に家を建てますか?
建てませんよね。
建てる前に土地を整地し、基礎を作り、柱を立て、
屋根や壁を取り付けていきますね。
お口の治療も家を建てる時と同じです。

初診時の時の写真です。
当院では、すべての患者さんに対してルーティーンとして初診時に5枚法の口腔内写真を撮らして頂いております。
全顎的に他院で装着された不良な被せ物がはいっている状態です。
すぐに歯を抜いたり削ったりするのではなく、
模型上でシュミレーションをおこないます。
診断用ワックスアップをおこなうことで、
可能・不可能、必要・不必要なこととがわかります。
被せ物を全部外し、根の中の治療をおこない、形成し終えた状態です。
6本のインプラントを埋入しております。
プロビジョナルレストレーションでは、最終シミュレーションであり、重要な工程です。
歯ぐきの状態、かみ合わせ、審美などを最終的な構造にし、理想の状態を仮歯でつくりだします。
最終的には、本物の修復物とは素材だけが違う、まったく同じものになります。
最終補てつ物が完成し装着しました。
口唇との関係もしっかり確認し、治療完了となります。
治療後は、良好な状態を維持するためのメンテナンスに入っていきます。
一口腔一単位での治療が本当の治療です
どの歯科医院でも総合的な治療(包括治療)を行うことができるわけではありません。
勉強会や学会での活動、新しい技術の習得、臨床、
論文の発表を通じてはじめて可能になってきます。
論文をどれだけ発表しているか、どれだけ本を書いたかを見て頂ければ技術・実績があるか判断していただけると思います。
近年、歯医者さんは本当に多くなりました。その多くの
歯医者さんから患者様がきちんと選択する時代になっ
ています。